私のつんだこの花輪
                           千度もあなたにご挨拶
                       私は花輪におじぎした
                           きっと千度もしたでしょう
                        いえいえ千度の幾倍も
                             私は胸に抱きしめた
                                    (ゲーテ「花の挨拶」)




 
 高校1年生の文化祭のクラスバザーで、一人1点何かを提出することになり。
 私は小さな童話を作ることにしました。
 茶色のわら半紙で刷り上がった数ページの小さな本。確か150円だったと思
 う。
 それでも友達や先輩・後輩が買ってくれて、二十部全部なくなりました。
 その作品が一番最初の「花物語」です。
 何年もの間に何度も読み返してちょっとずつ手を加えて、今回HPに載せる
 ことにしました。
 言い回しがおかしかったり話の筋がおかしかったりするけど、私にとっては
 大事な思い出の作品です。
 当時と同じように挿絵も描きました。
 (初版はモノクロだったけど今回は色鉛筆です)
 HPに載せてあのわら半紙よりずいぶんグレードアップしたけど、あの頃の
 私が見えるかもしれません。

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