2003.2.27
♪プレイヤーズ王国♪
もう何度か、お知らせメールでも書いたから、知ってる人は知ってると思うけど。
先日、ネット友達に教えてもらって、登録したサイトがある。
YAMAHA主催の『プレイヤーズ王国』、通称『プレ王』。
ここ数年、音楽業界の著作権問題が、すごく厳しくなってきてるの、みんな知ってるよね。
それで、INTERMEZZOにUPしてた曲も、泣く泣く取り下げたりしてたんだけど。
この『プレ王』、何とも度量の広いサイトで。
コピーでもオリジナルでも、なんでも登録して聴いてもらっていいんだって。
その場合に発生する著作権料は、サイトが持ってくれるって。
こんな嬉しい企画に、乗らない手はないでしょ。
教えてくれた友人に感謝。 早速登録してみる。
たくさんのユーザーさんがいるみたい。
とにかく、知らない人が私のピアノを聴いてくれる機会が増えるってことで、ほんとに嬉しい。
とりあえず、手持ちの曲の中でのお勧めの曲、『StarDust』をUPしてみることにする。

私のネットの大事なお友達たちが、聴きに来てくれてる。
今回、HPのパートナーを買って出てくれたヤマネコさんもその中の一人。
私以上に、ランキングを気にしてくれて、毎日、たくさん聴いてくれてね。
いつの間にか私も、ランキングをすごく気にするようになった。
1600人以上の登録ユーザーの中で、1000位以上にいたら、あまり気にならないんだけど。
800位になり、400位になり、気がついたら100位前後に入ってた。
こうなると、私の負けず嫌いに火がつく。
いちいち、曲が終わるごとにクリックして聴いてたのが、連続視聴ができるとわかり、それからはずっと流しっぱなし。
そうそう、『プレ王』では、同じ人の連続視聴は、そのつどはカウントされないのね。
だから、別に不正をしてるわけじゃないし(^^ゞ
自分の演奏、INTERMEZZOでも、ここまで繰り返し聞くことはないんだけどね。
BGMとして、そんなに悪くないじゃない?って思えて。
私、本当にピアノの音が好きなんだな、自分が弾いてる曲が好きなんだなって、あらためて思えた。
知らない人から、応援メッセージをいただいたりもした。
同じユーザーさんだったり、通りすがってくれた人らしかったり。
あんな大勢の中で、私の弾いたピアノを、1回でも聴いてくれるっていうのが、すごくありがたく思えた。
これもやっぱり、縁、なんだろうなって思う。
ご縁があったんだろうな、って思いたい。

ランキング、100位を過ぎてから、あっという間に上がって上がって。
10位になった時には、正直、どうしよう、と思った。
登りつめたら、下るしかなくなっちゃう。
それだけの位置を経験して、いきなり100位から落っこちたら、すごくショックだろうな、って思えたし。
そうそう、ランキング、一週間で一応締めなのね。
その週の視聴回数やお気に入りに入れてもらってる数を合計して、それで『先週のランク』を決めるらしい。
どんなにがんばっても、週が変わると、それなりにストンと落ちるってわけ。
TOP10をキープしてる人たちって、よほど、固定ファンがついてるのねぇ…。
先週、とうとう、9位まで上がった。
その直後、68位まで急降下…(*^_^*)
でも、大丈夫。 またがんばればいいんだもんね。
最初のスタート、1600位くらいだったって思えば、先週のランキング、二桁から始まったっていうの、やっぱりすごいことだもの。
68位から始まって、でも今、また順調に上がり始めている。
今現在(27日の2:35amね)、32位だって。
登録者も、あっという間に増えて、今現在で1779人。
いろんな人がいて、いろんなジャンルの曲があるけど、やっぱり音楽っていいね。
自己表現の方法として、私にとっては、かけがえのないもの。
言葉でたくさん語るよりピアノを聴いてもらった方が、ニュアンスが正確に伝わるのかもしれない、って思ったりもする。
UP曲も、現在4曲。 INTERMEZZOとダブってるのもあるけど、ま、それはそれとして…。

今日、ピアノを録音して来た。
YAMAHAの教室を借りて、いろいろすったもんだしたんだけど(^^ゞ、とにかく無事に録れた。
早く、みなさんにお目見えしたいなあ…。

2003.6.04
♪15年度こぶしふれあい祭り♪
十小のコーラスサークル、『10★showガールズ』も、創立から数ヶ月を過ぎ、活動も定着してきた。
昨年秋の小学校の音楽発表会参加をきっかけに、強力な新メンバーも参加してくれ、各パート、だいぶ落ちついてきたみたい。
それで、毎年5月に、地域の会館で行われるお祭り(春の文化祭みたいな感じかなあ…)に、出演しようよ!ということになった。
やっぱり、練習だけじゃつまんないもん。
発表の場がないと、練習にも熱が入らないし、参加意欲もなくなってしまう。
選曲にあたって、秋の音楽発表会の時の2曲のうち、『WAになって踊ろう』を歌うことにし、あと2曲、新曲を入れることにした。
ノリがいいのとハーモニーがきれいな物…。
それで、カーペンターズの『Sing』とCHEMISTRYの『君をさがしてた』に決まった。
『Sing』は、どこかで聞いたことがある曲で、耳なじみもありとっつきやすかったようだけど、『君をさがしてた』は、原曲を聞いたこともないメンバーさんも多くて。
楽譜的にも、かなり難しいハーモニーで、最初、作ったのはいいけど果たしてほんとにコーラスになるの??と、私が不安になるような感じで(^^ゞ
私が、そういうこと、言っていたらいけないのだけどね。
でも、歌いたいって言ってくれたメンバーさんのために、がんばろう、ということになった。

メンバーも忙しい時間を縫って、水曜日の夜と土曜日の夜、時間がつくかぎり集まり、練習を重ねた。
最初は楽譜と私が歌ったパートテープから。
各自、個人練習の成果は目覚しく、楽譜読めるの?なんて聞いてしまうくらい、複雑なメロディーラインを、一人ずつが覚えてくれてるのがわかり、まとめる私もとても気分が盛り上がった。
細かいところを言ってしまえば、微妙な音程があったり、個人個人の歌い方や発声の仕方が違ったりと、練習するところはいくらでもあったのだと思う。
でも『みんなで楽しく一つのものを作り上げたい』というコンセプトで、まずは一つの曲として、全体をまとめるところから始めた。
声を出して歌うことが楽しい、みんなでやれることが楽しい、それが一番の目標だと思った。
練習を重ねるごとに、少しずつ曲としてまとまっていくのが、とてもよくわかった。
ハーモニーが音楽室に広がるのが、聞いていてとても心地よく、つたないアレンジをした私が、すごくいいじゃない!
って、胸を張って言える気がしていた。
最初に楽譜を見た時、『歌えない』といっていたメンバーさんたちが、少しずつ自信を持ち始めて、歌を自分のものにしていくのがわかった。
最後、数回だったけど、友人のオペラ歌手であるS氏が様子を見に来てくれて、発声を指導してくれたり、みんなの発音について、プロらしい的確なアドバイスをしてくれた。
何より嬉しかったのが、彼がメンバーたちをとてもほめてくれたこと。
すごくいい感じで楽しそうにまとまっているのがとてもいい、そんなふうに言ってもらえて、とてもホッとした。

5日前に、会館でのリハーサルがあった。
音楽室と違う広い空間に、メンバーたちはたぶん、緊張していたのだと思う。
舞台の中央にピアノを置き、それを囲むような形で、各パートが2列に並んだ。
3時間の練習で、だんだんいい声が出るようになり、最後の方ではハッとするくらいきれいなハーモニーに、これなら大丈夫だと思えた。
舞台に立って歌うのって、本当に緊張するよね。
でもそれが、いい意味での自分への刺激になると、一番いいんだよね。
前日の最後の練習では、もう一度基本に戻り、楽譜を見ながら各パート、ハーモニーと歌詞の確認をした。
最後の最後に、細かい確認をした方が、微妙なニュアンスが出るだろうと思えたから。
全員、いつの間にか暗譜をしてくれていて、自分のパートを歌うだけではなく、それぞれの声を聞きながら、歌えるようになっていたように思う。

そして迎えた当日の朝。
1時間前に学校の音楽室に集まり、発声と最後の調整をした。
会館に着くと、いろんなサークルの人たちでごった返していた。
ほとんどが地域の年齢の高い人たち。
その中に、メンバーの家族や友人といった、家族連れの姿も見え、会場はほとんど満席みたいだった。
Tシャツにジーンズ、バンダナといううちのスタイルで、全員が揃った。
幕が閉まったステージでピアノをセットし、全員が並び、幕あきを待った。
最初2曲は、私のピアノ伴奏。
ピアノを弾きながら、ソプラノパートを歌うので、緊張してる暇がない。
声の聴こえ方を考慮し、中央(ピアノの後ろ)にソプラノとアルトが並び、その両脇にメゾソプラノ(高)とメゾソプラノ(低)を配置したのだが、たぶん効を奏していたと思う。
曲が終わると、暖かい拍手をいただき、3曲目の『WAになって踊ろう』では、メンバーの手拍子に合わせ、会場からも自然と手拍子がわき、客席と舞台が一体化した感もあった。
ピアノ伴奏から離れて、初めてお客さんたちを見ながら歌ったけど、みんなの視線がとても暖かく、歌っていて、とても心地がよかった。
こうして大きなミスもなく、盛大な拍手と共に、10★showガールズは無事、地域デビューを果たした。
舞台を降りた後、安堵感と開放感で、みんなとてもいい顔をしていた。
たぶん緊張も些細なミスもあっただろうけど、すべては結果オーライ。
『久しぶりに熱くなって気持ちよかったあ!』
今回はじめて参加してくれたメンバーの一言が、みんなの気持ちを代弁していたと思う。
近くにお住まいの4年生のクラス担任の先生も応援に来てくれて、一人ずつカーネーションの花をいただいた。

会場の知らないお客さんたちからは、かなり好評だったようだ。
特に地域の方には、若いお母さんたちがとても元気よくて、よかったよ、とほめていただいた。
かけつけてくれた私の友人も、すごく嬉しいことを言ってくれた。
もっと正統派のコーラスもあり、とても上手だったけど、うちのコーラスは『一緒に歌ってみたい』と思った、と。
メンバーたちが生き生きとしていて、すごく楽しそうだったという。
これがうちのカラーなんだ、と思えた。
技術を磨くのにはきっと時間がかかるだろうけど、雰囲気はこのままで十分だと思う。
経験も技術も関係なく、これからもみんなで楽しく歌っていきたい、そう思った。
メンバーたちの旦那様たちには、けっこう辛口の意見をもらったみたい。
表情に差がある、このパートが聴こえない、このパートが出過ぎ…などなど。
きっと奥様たちに対して、冷静に判断しようとしたり、要求されるところが高いのだろう…(^^ゞ
『でも、秋よりは上手になったんじゃない?』 そんなコメントにホッとした(*^_^*)
もっとほめてあげてほしかったなあ…(^^ゞ 照れもあるのかもしれないけどね。
でも、子どもたちを連れて、見に来てくれたのは、すごく嬉しかったよね。
これは後日談になるが、会館のお祭りとしても、今年は例年にない盛り上がりだったらしい。
青少年健全育成推進会(名前は難しいんだけど、地域のいろんな団体の集合体ね)の総会に出席した時、活動報告の中で、今年の会館祭りについて報告があった。
例年に比べ、200人ほどの増員があったという。
これも、うちや他の小学校のPTAコーラスの参加のおかげだ、と、参加者の前でほめていただいた。
これからも学校の中だけでなく、地域の中でも活動していけそうね…(*^_^*)
ほんとにメンバーさん、お疲れ様でした!
次は、秋の演奏だよぉ…(*^_^*)