2005.4.09
♪年度始めのレッスン♪
私は今、2つのコーラスサークルを指導させてもらってる。
その一つが、PTA有志によるお母さんサークル。
学校の音楽会や学芸会の時、少しだけ時間をいただいて、子供たちの前で発表している。
もう、発足から3年が過ぎたかな…。
もともと、同じ学年(6年生)のお母さんたちが仲がよくてね。
そのメンバーが中心となって作ったサークルだから、和気藹々ととてもにぎやか。

ただ、メンバーさんもいろいろ都合があり、参加に対する考え方もあり…。
それぞれの時間の作り方が、やっぱり個人差があるのね。
本番は子供のためにも出たいけどなかなか練習は…という人。
実は子供におねだりされて入ったお母さんたちも複数いるのね。
よそのお母さんたちのコーラスを見てると、自分のお母さんにもステージに並んでほしいと思う子が多いらしい…。
ステージママならぬ、ステージキッズ?(*^_^*)
やっぱり習い事の一環として、できる限り毎回出席して、少しでも上手になりたい…と思う人。
練習には出たいけど仕事や過程の都合でなかなか参加できない人。
20人を超えるグループだと、全員の希望に沿った練習スケジュールがどうしても立てられなくてね。
指導する私としては、やっぱり練習回数が多いに越したことはないんだもん。
そういうわけで、1年半くらい、週1回、月4回のペースで練習してきたんだけど。
毎回の参加メンバーがだいたい固定してきてしまって。
練習回数でやっぱり、進度の開きが出てきてしまったのね。
だんだん曲も複雑なものを選ぶようになり、パートテープで個人練習し手本番前にちょっと合わせる、なんていうのでは間に合わなくなってしまった。
確かに練習日を毎週設定しておいた方が、参加するほうとしては月に何回でも好きな回数出られるわけだけど。
指導の私は必ず毎回出席だし、それで毎回固定メンバーしか集まらない状況に鬱屈してしまってね。

いろいろみんなで話し合って、出した結論が、練習日を固定する、だった。
月2回、土曜の午前中と金曜の夜を決め、その日にはできる限り都合をつける。
どうしても無理な場合も、年間計画の半分出席できない場合にはその年のステージを辞退する。
きっと参加する人も大変だろうけど、これがみんなの統一の妥協案だった。
でもやっぱり、サークルだもん。
プロならいざしらず、コーラスって、音程が取れて歌えればいいってもんじゃないよね。
一緒にみんなで何度も練習するうちに、少しずつ方向性が固まっていって、みんなで一つの作品を作り上げるわけだもん。
毎週練習したい人のために、PTAだけじゃなく地域の人や小・中学生を含めた広いサークルとして、もう一つのコーラスサークルも作ったのね。
両方に参加してるメンバーは、月に6回の練習になっている。

4月になり、年度始めの今日、1ヶ月ぶりの練習日だった。
1〜3月、受験生がいたり、役員の総決算だったり、なかなか出席人数がそろわなかったのだけど、今日は数人を除いてほぼフルメンバー。
今年からのメンバーさんも加え、とてもいい感じで練習ができた。
目指すのは秋の学芸会でのステージ。
ちょうど発起メンバーが、卒業を迎える今年。 (下の子がまだ残ってる人が多いけど、やっぱり節目)
4年目の集大成として、『 We Are The World 』を選曲した。
もちろん英語の歌なんだけど、子供たちにも歌の意味をわかってもらいたいということで、恥ずかしながら半分くらいの歌詞を日本語に訳してみた。
最後のサビはもちろん英語。
女声4部コーラスとして、なかなかいい感じの曲に仕上がってね。
今まで、各パート2、3人ずつの練習でも、あーいい感じだねー、本番にそろって歌えたら楽しみだねーって。
今日、初めてみんなで歌ってみて、思わず歓声が上がった。
もちろん荒削りで、かなりまだ不確かなところが多いけど、でも全体のイメージはすごくいい。
さすがに4年目のメンバーさんたち、確実に少しずつ上手になってるんだね。
今から半年、月2回だから数えるくらいしか練習できないんだけど、よりいいものを作れるといいな、と思った。
4月のスタートとして、とてもいい練習日になった。

2006.3.28
♪Petit PIANISSIMO Vo.2♪
3月6日、Petit PIANISSIMO(プチ・ピアニッシモ=私のピアノ&コーラス教室)の発表会を行った。
場所、いろいろ考えたんだけど、地域の公民館の講堂にした。
小さいけどステージもあるし、ちゃんとした折りたたみ式のふかふかした階段状のシートが出せるのね。
聴きに来てくれる人にとってみたら、パイプ椅子が並んでるより、絶対に見やすいもん。
もともと、私のピアノの生徒は5人で、今回参加できるのは3人。
さすがにこれでは淋しくて、発表会の形にならないなあと、秋頃からずっと考えていて。
そこで、Musica Tutti、私が指導してるコーラスグループのメンバーにも出演してもらうことになった。
ピアノも、ソロ、ポップス、連弾といろいろ弾いてもらい、その中にポップスのコーラスが入り、最後に私が少しソロを弾かせてもらうと、十分発表会になるな…って。
それから、みんなに了承をもらい、本格的に発表会の構想を練った。

Part1がポップスのソロ。Part2がエチュードのソロ。
Part3にMusica Tutti のステージ。
休憩を挟んでPart4が生徒たちと私との連弾。そしてPart5が私のソロ。
このままのプログラムで進行するつもりが、コーラスとピアノと両方に出ているうちの娘が具合悪くなっちゃってね。
休憩中に様子を見たのだけどどうにも回復しなくて、仕方なく、娘の出番を大幅に減らした。
そんなトラブルがあったけど、全体的には何とかいいステージだったんじゃないかな。
ピアノの生徒たちも、すごく緊張したようだけど、本番は何とか無事にこなしてくれたし。
コーラスメンバーも、初めてのミニライブ(5曲30分)だったけど、がんばってくれたし。
私のソロも、緊張しつつ、何とか私らしい演奏をすることができて。
娘には悔いが残ったことだろうけど、まあ、それも一つの経験。
よそ様のステージじゃなくて、ほんとによかったよお…。
私の手紙を見て、わざわざ遠くから見に来てくれた大事な友達もいて。
とても楽しい一日だった。